日本固有品種

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「日本固有品種」の魅力とは

日本で誕生した「日本固有品種」のぶどうには、生食用とワイン用の2種類があります。代表的な品種は1300年以上の歴史を誇る「甲州」、そして黒ぶどうの「マスカットベーリーA」。この2品種は山梨県が主な産地ですが、今では日本全国に栽培エリアが拡大し、地域ならではの味わいを持った高品質なワインが次々と生まれています。近年では、新たに交配した日本固有品種で造った日本ワインも続々と生まれており、海外ワインの模倣ではなく日本ワインならではの味わいにワイン愛好家の注目が集まっています。わいんびとでは、甲斐ノワール、ブラッククィーン、甲斐ブラン、ハニービーナス、ピオーネ、アジロンダック、リースリングリオン、ヤマソーヴィニヨン、北の夢など、日本固有品種から造られたワインが集まっています。世界的に注目されている品種もあり、日本ワインならではの味わいを楽しんでいただけます。複数の日本品種をブレンドした、ブレンドワインも人気です。

「日本固有品種」の魅力
・日本ワインの生産量の多くを占めている
・欧州系品種より日本の気候に適応しやすく、栽培管理がしやすい
・適地適作によって、本来のポテンシャルを表現しやすい
・海外ワインにはない、日本独自の味わい
・次々と生まれる、交配品種の多様性

近年、発展著しい「ヤマブドウ系」品種

東北を中心に日本各地に自生するヤマブドウ。日本の気候風土に適応した土着品種で、様々な品種がありそれぞれに特徴が異なります。近年はヤマブドウを交配した日本固有品種も増えています。また、ヤマブドウに由来する強い酸味や独特の風味は、ブレンドワインにおいても高い補助機能を果たし、ワインの味わいに奥深さと調和をもたらしています。代表的なヤマブドウ系品種に、2020年にOIV(国際ブドウ・ワイン機構)に品種登録された「山幸」や「ヤマソーヴィニヨン」「小公子」「ふらの2号」などがありますが、サンマモルワイナリーの「北の夢」など独自開発の交配品種が、そのままワイナリーの個性に繋がるケースも出てきています。2023年に秋田県で初めてヤマブドウ系品種に特化したワインコンクールが開催され、注目を集めました。今後、日本独自の進化を続けるヤマブドウ系品種に、ワイン愛好家の熱い視線が注がれています。

「ヤマブドウ系」品種の魅力
・ポリフェノール含有量が多く、抗酸化作用が強い
・一般的なワインより栄養が豊富
・耐寒・耐病・非裂果性を備え、栽培管理がしやすい
・ブレンドワインにも適した、独特の風味と高い補助機能
・ワイナリーオリジナルの交配品種があり、独自の個性となっている


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