了美ヴィンヤード&ワイナリーの2023年ヴィンテージレポートを発表!
宮城県の日本ワイン生産者「了美ヴィンヤード&ワイナリー」の2023年ヴィンテージレポートを発表。2023年は、喜びのヴィンテージ。
日本ワインの文化振興・販売促進事業を展開する株式会社LASTSHIP(本社:広島県広島市、代表取締役社長:山下武)が運営する、日本ワイン専門のモール型ECプラットフォーム「わいんびと」は、日本ワインの産地PR支援プログラム「ヴィンテージレポート」(以下、本プログラム)で、わいんびと生産者パートナーの株式会社みらいファームやまと(本社:宮城県黒川郡大和町、代表取締役社長:早坂了悦、以下了美ヴィンヤード&ワイナリー)のヴィンテージレポートを発表しました。
了美ヴィンヤード&ワイナリー(宮城県)の2023年ヴィンテージレポート
総括
2023年を一言で表現するなら「喜びのヴィンテージ」。 ワイナリーの目の前に広がる約3.3haのブドウ畑(自社圃場)は、開墾から始まり、ワイナリーブームの中、苗木を少しずつ植樹してまる9年目。ようやくブドウ品種ごとに単一品種でワインを仕込むことができました。標高の高い了美ヴィンヤード&ワイナリーのブドウ畑は、近年の気温の高さの影響下でも、糖度、酸、その他の数値のバランスが良く、香り豊かで飲みごたえのあるワインに仕上がりました。
ぶどうの生育
春:
サクラの開花直後に萌芽、気温が高く安定した天候が続き、展葉が進みました。その後の芽かき、誘引と順調に進みました。
夏:
梅雨時期は、ゲリラ雷雨等、レインカットでしのぎ、湿気と高温対策として、畝周りの除草や レインカット内の除葉をこまめにして乗り切りました。記録的な高温とゲリラ雷雨は、例外なく毎年の現象として、しっかり対策をしていきます。
秋:
ヴェレゾン期が早まり、糖度が増してくると、害虫(ハチ)の発生が目立ち、鳥と動物の対策で 苦労しました。圃場管理と病害虫防除、そして、動物対策は、毎年精度を高めなければなりません。
収獲状況:
各品種の熟度をを高めつつ,糖酸比のバランスを見極めながら順調に収穫できました。秋の気温の高さ等、収穫時期が早まりつつあります。今後、収穫日の判断が難しくなるとおもいますが、しっかりと対応していきます。
ワインの出来:
ピノ・ノワール:酸味と果実味のバランスがとれた上品な仕上がり
ソーヴィニヨンブラン:柑橘系の香り豊かですっきりとしたコクと豊かな味
モンドブリエ:マスカット香の果実味豊かでさわやかな味わい
シャルドネ:豊かな果実味とクリアな酸味が上手に調和している
メルロー:コクのあるボディになめらかな口当たり