貿易商社向け日本ワイン輸出支援サービス「JAPATH(ジャパス)」始動!

日本から世界へ、新たな輸出支援で道を開く!小ロットから始められる輸出スキームで、貿易商社の海外展開を強力にサポート

日本ワインの文化振興・販売促進事業を展開する株式会社LASTSHIP(本社:広島県広島市、代表取締役社長:山下武、以下LASTSHIP)が運営する日本ワイン専門のモール型ECプラットフォーム「わいんびと」(以下、わいんびと)は、新たに貿易商社向け日本ワイン輸出支援サービス「JAPATH(ジャパス)」(以下、JAPATH)の提供を開始したことを発表いたします。

開発背景
日本ワインは、独自の風土やぶどう品種による多様な味わいと品質で、世界からも注目を集め始めています。しかし、日本ワインの大部分を占める小規模生産者にとっては海外展開に必要な知見やリソースが不足しており、グローバル市場での成長ポテンシャルを十分に発揮できていません。そのため、輸出国上位10か国で2億円程度(国税庁2022年度統計)の規模にとどまっています。

一方、貿易商社の日本ワイン輸出においては「大手生産者依存による限られた商品バリエーション」「現地市場の需要にマッチしない商品展開」「提案力を支える専門知識の不足」「日本ワインの現状に則したマーケティング戦略の不足」といった課題が見られ、長期的な成長ビジョンを描くことが難しいのが現状です。そのため、長期的な市場定着が課題となっており、日本ワインを持続的に海外市場に浸透させていくための新たな支援体制が求められています。

わいんびとは、近隣アジア諸国での市場調査や関係者ヒアリング等を重ねていく中で、これらの課題解決に向けたサポート体制の在り方を模索してまいりました。「JAPATH」は、全国の小規模生産者と貿易商社をつなぐ、新しい輸出支援の道を開くサービスとして誕生しました。

JAPATH(ジャパス)とは
「JAPATH」とは、わいんびとの強みを活かした貿易商社向け日本ワイン輸出支援サービスです。「JAPAN(日本)」と「PATH(道)」を組み合わせた造語で「日本ワインの新たな世界進出の道筋を切り拓くこと」を目指して名付けました。小ロットから可能な輸出スキームで、日本ワインのグローバル市場における可能性を最大限に引き出します。

目的
・日本ワイン知識が乏しい貿易商社に対して知見等を提供し、海外展開の可能性を拡げる。
・小ロットから可能な輸出スキームで、小規模生産者にも広く海外展開の門を開く。

JAPATHのサービス概要

コアサポート

1.小ロットワインの集約と輸出ロット形成
・小ロットのワインを集約し、現地のニーズに合わせた柔軟なロット展開が可能。
・生産者との交渉窓口を一元化し、業務負担を軽減。
JAPATHでは、 小規模生産者からの小ロットワインを集約しニーズに応じた輸出ロットに形成、業務効率の向上を支援します。これにより、数百本単位のテストマーケティングから将来的な大規模展開まで、成長段階に合わせた柔軟なスキームが可能です。

2.日本ワインに関する専門知識の提供
・プロのソムリエ監修のもと、実用的な商品情報やトレンド情報を提供し、現地での提案力を強化。
・業務スタッフの教育支援として、日本ワインに関する知識と提案力を強化するセミナーを実施。
JAPATHでは、 現場からの情報提供およびプロのソムリエ監修による実用的な情報提供で、現地市場での提案力を高めます。また、スタッフ向けにセミナーを実施し、日本ワインの知識と提案力を強化します。

3.戦略的なマーケティングサポート
・日本ワインに精通したマーケティング・ストラテジストが市場特性に合わせた戦略立案を支援。
・日本ワインのブランド価値向上を目指したブランディング戦略の策定・実行支援。
JAPATHでは、 日本ワインに精通したマーケティング・ストラテジストが、現地市場の特性に合わせた戦略を立案し、商社のビジネス成功をサポート。日本ワインブランドの確立と市場での持続的な成長を目指します。

オプションサポート
セールスシート制作、輸出拠点への物流サポート、現地プロモーション支援など、ご要望に応じて柔軟に対応。