基本情報
ワインストーリー瀬戸内海の潮風が溶け込んだ赤ワイン。スパークリングや辛口白ワインの表現によく用いられる”ミネラル”という言葉。ほのかな塩味や、ひんやりとした鉱物のようなニュアンスが、この赤ワインにも感じられるのです。
その理由は...葡萄栽培ストーリー2023年の小豆島の気候はヨーロッパ系品種にとって、雨と残暑に悩まされた年でした。梅雨時期の降雨が前年の倍となり、黒糖病やベト病を発症し果実がミイラ化してしまったり、残暑が続いた事でなかなか着色が進まないエリアがあったりと、せっかく収穫した自社葡萄が選果後にかなり重量が減ってしまいました。私たちの圃場は丘の上にあり、潮風がダイレクトに吹き込む地形の為、雨除けができません。しかしながらその気候のお陰で、葡萄畑にはミネラルがふんだんに蓄えられるのです。味わいのスタイル色調は輝きのあるガーネット色。香りは赤~紫色の花のニュアンスに、夜の森を思わせるひんやりとした深みのある香りです。味わいは、きゅんと心地よい酸味が口内をみずみずしく潤し、タンニンは舌の中央に感じられ、味わいの重心が低く落ち着いたトーン。後味にほのかな塩味とカベルネソーヴィニヨンらしいシダのアフターを感じます。ペアリング【おつまみ】オイルサーディンとクリームチーズのディップ、レンコンチップを添えると止まらなくなります。【お食事】ゴボウをプラスしたボロネーゼパスタ【お肉料理】すき焼きがおススメです。
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