シャルドネ

基本情報

ワインストーリー
2021年「シャルドネ」は、1stヴィンテージになります。

岩手県花巻市、棚田が広がるのどかな丘陵地帯に佇むアールペイザンワイナリーの自社畑では常に心地の良い風が吹き抜けます。南向きの傾斜地は日当たりと水はけもよく、昨年は熟度の高いブドウが収穫できました。

9月中旬に「シャルドネ」を収穫。垣根栽培の列の長さは最長で100ｍ、畑のエリアごとに熟度が違う事から収穫を2回に分けて実施、自社管理畑だからこそできる最適な熟度にまで高められるように栽培管理を行っています。

この土地の気候風土が育んだ「シャルドネ」は糖度と酸度のバランスもよく、無補糖、無補酸で仕込むことができます。繊細な香りまで表現するため低温で丁寧に醗酵、厚みや旨味を引き出すためシュール・リー製法にて醸造。岩手の冬は寒く、ワインは樽の中で自然と綺麗に清澄化されていきます。約5か月間の樽熟成の後、ワインの成分を損なわないよう、春に軽めの濾過でボトリングをしています。

味わいのスタイル
グレープフルーツや白桃を想わせる豊かな果実味にアカシアと花の蜜のような繊細で華やかな香り。バニラやヘーゼルナッツなど樽由来のニュアンスは優しい口当たりと爽やかなミネラル感が心地よく、酸味や旨みの余韻がじんわりと口いっぱいに広がるフレッシュでフルーティーな白ワインです。